テネシアン

gretsch6119テネシアン。

ベンジーの愛機である。

 

見た目は最高。カッコ良すぎだ。最近の写真を見るとずいぶんボロボロになった。

音も凄い。筆者はライブハウスではベンジーのアンプ前に陣取ることにしている。音圧を体で感じる事をオススメしたい。

メチャクチャカッコいいのだ。

 

ところがである。

筆者もテネシアンに憧れて、現行グレッチ6119-62を購入した。喜び勇んで帰宅。

……ボロボロの音がアンプから漏れ出した。

 

この体験はかなりの人数がしているのではないだろうか?

 

ベンジーに憧れ、30万近い額を握りしめ購入した後には新たな戦いが待っている。

音作り、弾きづらさ、メンテナンス。険しい道のりだ。

 

太い弦、デカイボディ、届かないハイフレット、エフェクター、アンプのセッティングの違い。

すべてが初心者に戻されたようだった。

 

しかし、このギターはなんと言っても、

カッコいい。

ギターの事を知ってる人なら、むむっとなる。

ギター弾きが数人いるなかケースから出してみよう。

 

空気が変わり、お〜、としか言わなくなる。

 

質問に、弾きづらいっすよ〜、なんて答えながらニヤニヤしてしまう。

なんとロックな虚勢か

 

このギターとの戦いは購入から15年たった今も続いている。